バウムクーヘン紹介 その二 「似島バウムクーヘン」 パティスリーアニバーサリー製造

2013年、広島市南区が企画創作した「南区7大伝説スイーツ」の中で誕生。

南区七大伝説スイーツづくり(広島市南区ホームページへリンク)

似島バウムクーヘン(お菓子の説明PDFが開きます)

バウムクーヘンは丸い形を想像するが、これは三角形。
レモンチョコのコーティングでおいしいお菓子に。
賞味期間も適度にあって、お土産に適していると思いました。

バウムクーヘン紹介 「にのしまバウム」 KARLJUCHHEIM製造

2013年の全国菓子博覧会(広島大会)にて特別販売。
カール・ユーハイムが似島にて日本で初めて焼いたバウムクーヘンを再現したもの。

味は当時の材料事情から考えて素朴なものを予想していたが、十分に現在のお菓子として販売してもそん色ない美味しさでした。
これを100年前に食べた人はきっとその美味しさに感動したでしょう。
当時、誰も知らない誰も食べたことが無かったのに好評で売り切れたというのがよくわかりました。

マイスターが焼く本物のバウムクーヘン

広島に本場ドイツが認める本物のバウムクーヘンを焼いているマイスターがいることをご存知でしょうか?
その方は廿日市市のドイツ菓子店「フェルダーシェフ」のオーナーシェフ田頭亨さんです。

本日はバウムクーヘン100周年の誕生オリジナルケーキ作製をお願いに「フェルダーシェフ」に伺いました。
田頭シェフよりケーキの提案をいただき、そのイメージに沿って作製することになりました。
その過程は順次お伝えしたいと思います。

また田頭シェフのバウムクーヘンづくりを見学させていただきました。

田頭シェフのバウムクーヘンはドイツ農業協会の金賞を受賞している本場ドイツが認めるバウムクーヘンなのです。
さらにシュトーレンとフルーツケーキでも金賞を受賞されています。
この三つの金賞をもつ日本人シェフは田頭シェフただ一人ではないでしょうか。
これらはその賞状です。マイスターの証書も並べられています。

フェルダーシェフ
https://www.felderchef.com/

芯棒にこだわる その二

「樫の木」と呼ばれるものにはいくつかの種類があるのですが、その中で「シリブカガシ」という木をご存知でしょうか?
名前の由来はこの木にみのるドングリの尻(シリ)がへこんでいる(深い=ブカ)からきています。

この「シリブカガシ」の日本最大の広さの森が広島市にあるのです。
それも広島駅北口から歩いてわずか5分の二葉山に「シリブカガシ」の森が広がっています。

もっとも生い茂っているのが広島東照宮あたりです。

広島東照宮の中はこんな感じです。



「シリブカガシ」の幹

「シリブカガシ」の花


「シリブカガシ」のドングリ



食べれます。味はうーん?な感じです。

この「シリブカガシ」でバウムクーヘンの芯棒をつくってみたい!
なかなか実現はこんなんですが、いつの日かを夢見ています。

芯棒にこだわる

カールユーハイムは当初、似島収容所浮虜製作品展覧会にバウムクーヘンを出品するのをためらっていたそうです。
それはバウムクーヘンを焼くのに重要な「樫の木」の芯棒が手元になかったからだそうです。
その重要な「樫の木」の芯棒がなんとか手に入り、バウムクーヘンを焼くことを決心したそうです。

そこで100周年に当たりバウムクーヘンを「樫の木」の芯棒で焼いてみようと思いました。
できれば広島県産の「樫の木」で焼きたい。

まずは入手するのにはどうすればよいのか?
ネットで調べました。

そうすると広島市東区の工務店さんが「樫の木」の芯棒でバウムクーヘンを焼いてらっしゃいました。
今日はその工務店さんに伺いいろいろとお話を聞いてきました。
工務店さんは「木」を子供たちに触れてほしいという思いから、「樫の木」以外でもバウムクーヘンを焼かれたそうです。
実際に焼いてみると「熱伝導性」や「強度」「重さ」などから「樫の木」が一番良いと納得されたそうです。

カシ

ブナ

ヤマザクラ

ホオノキ

カツラ

広島県産「樫の木」の芯棒は入手できそうです。

二葉山からのろしリレーを臨む

「見ぬ友と心結ぶのろしリレー」を二葉山から見てみました。

まずは二葉山山頂の仏舎利塔へ
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ここから広島市内、広島湾、遠くは宮島を臨むことが出来ます。
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まずは絵下山。ここがのろしリレーのスタートです。なんとか見えました。
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続いて似島です。こちらははっきりと赤いのろしが確認できました。
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今日も二葉山

聖光寺横の駐車場から二葉山を眺めています。
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仏舎利塔は今日も佇んでいます。
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広島市内を眺めています。
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中区方面。
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似島は今日もどっしり構えています。
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